2日午前、トー・ラム書記長率いる代表団は、中部フエ市を訪れ、今月初旬の歴史的豪雨で甚大な被害を受けた住民に支援物資を贈呈しました。
暫定統計によりますと、現在、フエ市では40の町・村のうち8箇所がまだ浸水しており、特にクァンディエン(Quảng Điền)、フォンディン(Phong Dinh)、ホアチャウ(Hóa Châu)などの地域で深刻な浸水が続いています。
クァンディエン村を訪れた際、トー・ラム書記長は、「党と国家、全国民は常に中部地域やフエ市の住民に心を寄せ、『きれいな葉は破れた葉を包む』という精神で、被災者を迅速に支援し、困難を分かち合っている」と強調しました。また、関係当局は自然災害の被害を速やかに回復させ、住民の生命安全を確保するため全力を尽くしていると再確認しました。
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「現在、子どもたちが一日も早く学校に戻れるよう、また、住民の生活をできる限り早く平常に戻すことよう、被災地の復旧に全力を尽くす必要があります。水が引いたところから順次、生活を立て直していかなければなりません。今後も雨や洪水の状況は複雑になることが予想されます。もはや回避する道はなく、私たちは長期的な視点で耐え抜き、克服していかなければなりません。そのためにも、貯水池や海岸堤防などのインフラ整備と補強に力を注ぎ、国民の安全を守ることが重要です」
また、トー・ラム書記長はフエ市に対し、支援金約380万ドルおよびコメ200トンを贈呈しました。また、豪雨の影響で特に困難な状況に落ちいた家庭45世帯に支援物資を手渡しました。
(VOVWORLD)







